知っておきたい!警備現場で使う無線機の基本

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お役立ち情報

こんにちは!
東京都墨田区を中心に首都圏近郊で「安心・安全」を支える警備を行っている、株式会社フェニックスです。

警備の現場でのコミュニケーションは、迅速かつ確実であることが求められます。


そのために欠かせないのが無線機です。


適切な無線機を使用することで、警備業務が効率的に進み、安全をより確実に保つことができます。

今回は、警備員が使用する無線機の種類や、それぞれの現場での活用方法、使用時の注意点について詳しくご紹介します!


【無線機の種類】

警備員が使用する無線機には、主に「特定小電力トランシーバー」と「簡易業務用無線機」の2種類があります。
それぞれの特徴を理解し、適切な場面で使い分けることが重要です。

特定小電力トランシーバー

特定小電力トランシーバーは、通信距離が短い無線機で、「特小」とも呼ばれています。
免許不要で手軽に使用できる点が魅力です。
主に狭い範囲での連絡に適しており、軽量で持ち運びがしやすいのも特徴です。

簡易業務用無線機

簡易業務用無線機は、特定小電力トランシーバーよりも強力な電波を発信でき、障害物が多いエリアでも安定した通信が可能です。
警備だけでなく、警察や消防、タクシー業界でも使用されています。
簡易業務用無線機を使用する際は、総務省の総合通信局に申請して免許を取得する必要があります。

【各警備現場における無線機の種類】

1号警備(施設警備)

1号警備では、施設内や駐車場などの比較的狭い範囲で警備を行います。
見通しが良い場所では特定小電力トランシーバーが便利です。
一方、高層ビルなどの規模が大きく障害物が多い施設では、簡易業務用無線機が適しています。

2号警備(交通誘導・イベント警備)

2号警備では、状況に応じて特定小電力トランシーバーと簡易業務用無線機を使い分けます。
特に、イベント会場が混雑している場合には、特定小電力トランシーバーでは通信が困難になるため、簡易業務用無線機を使用することが多いです。
また、屋外での警備が多いため、防水機能が重要です。

3号警備(貴重品運搬警備業務)

3号警備では、貴重品を運搬するため、車内での通信がメインになります。
このため、車載型の簡易業務用無線機が必要です。

4号警備(身辺警護業務)

4号警備では、要人の身辺を警護するため、盗聴防止機能が備わった無線機が必須です。
また、スーツの下に忍ばせることができる小型の無線機やマイクが必要です。

【無線機使用時の注意点】

無線機を使用する際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。

① チャンネルの確認と調整

無線機はチャンネルを合わせることで通信が可能になります。
チャンネルが合っていないと、無線機を通して連絡ができません。
事前にチャンネルを確認し、正しく合わせることが必須です。


②連絡内容は短く簡潔に

無線機での連絡は、迅速かつ効率的であることが求められます。
必要最低限の情報を短く簡潔に伝えることで、混乱を防ぎ、スムーズなコミュニケーションを確保しましょう。

③送信ボタンを押して数秒待つ

送信ボタンを押してから話し始めるまでに数秒待つことで、言葉の最初が聞き取れないといったミスを防ぐことができます。
この待ち時間を意識することで、相手に確実にメッセージを伝えることができます。

【まとめ】

警備の現場で無線機は欠かせないツールです。

特定小電力トランシーバーと簡易業務用無線機の特徴を理解し、それぞれの警備現場に応じた適切な無線機を選ぶことで、効率的かつ安全な警備活動を行うことができます。


基本的な使用方法と注意点を押さえ、無線機を最大限に活用して、安全な警備環境を実現しましょう!

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