【イベント警備】花火大会での警備員の役割

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皆さん、こんにちは!
株式会社フェニックスです。

一時は新型コロナウイルス感染症の影響で全国的に花火大会が中止となっていましたが、最近では再び多くの人々が花火を楽しむ姿が見られるようになりました。


今年の夏も、夜空に広がる華やかな花火を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?

しかし、その美しい光景の裏側では、多くの警備員が観客の安全を守るために懸命に働いています。


今回は、花火大会での警備員の役割について詳しくご紹介いたします!

【花火大会の警備はなぜ重要なのか?】

花火大会は大勢の観客が集まるイベントです。
特に人気のある花火大会では、数万人以上の人々が一箇所に集まることもあります。

そのため、事故や事件を未然に防ぐために、警備員による雑踏警備が欠かせません。

【具体的な警備業務内容】

① 群衆整理・案内


花火大会の会場では、多くの人が一度に動き回るため、群衆整理が重要です。
観客が安全に移動できるように、警備員は以下のような業務を行います。

観客の流れを誘導する: 特に混雑が予想されるエリアや通路では、観客が一方通行でスムーズに移動できるように案内をします。
立ち止まらないよう促し、混雑を防ぐために観客の流れをコントロールします。

観覧エリアの確保: 安全に花火を鑑賞できるエリアを確保し、観客が指定されたエリアに収まるように誘導します。
危険な場所や立ち入り禁止区域には近づかないよう注意喚起を行います。

迷子の案内: 迷子になった子どもや、大人も含めて迷子案内所への誘導を行います。
また、迷子の捜索を支援し、親御さんや関係者と連携して安全に戻れるようサポートします。

② 交通整理・車両誘導


会場周辺の交通渋滞を防ぐため、警備員は以下のような業務を行います。

道路での交通整理: 花火大会の多くは、河川敷など広大な場所を会場にして開催されます。
そのため、会場周辺の主要な交差点や道路で、交通整理を行います。
交通量の多い道路での作業は特に緊迫した状況となりますが、警備員は車両と歩行者の安全を確保するため、交通誘導を行います。

駐車場の誘導: 会場周辺の駐車場は、イベント当日には限られた駐車スペースに多くの来場者の車両で満車になることが予想されます。
警備員は車両をスムーズに誘導し、無理な駐車や違法駐車を防ぎます。満車になった場合には、他の駐車場への案内を行い、交通の流れを円滑に保ちます。

③ 急病人対応


夏の時期に行われることが多い花火大会では、来場者が熱中症やその他の急病にかかることもあります。そのため、警備員は以下のような業務を行います。

応急処置の実施: 急病人が発生した場合、応急処置を行います。
応急手当が必要な場合には、速やかに適切な処置を施し救護係との迅速な連携をとります。

救急車の手配: 緊急を要する場合には、すぐに救急車を手配します。
救急隊が到着するまでの間、患者の状態を安定させるために必要なサポートを行います。

【過去の事故から学ぶ警備の重要性】

2001年、兵庫県明石市で発生した歩道橋事故は、花火大会での警備の重要性を再認識させる出来事でした。


この事故は、幅6メートルの歩道橋に6千人以上の人が殺到して「群衆雪崩」が起こり、11名の死者と247名もの負傷者が出る悲惨な結果となりました。

当時の教訓を元に、2005年に警備業法および国家公安委員会規則が改定され、警備業務検定に「雑踏警備業務検定」が新たに追加されました。
これにより、警備員の質が向上し、より安全な花火大会の運営が可能となりました。

【まとめ】

花火大会を安全に楽しむためには、警備員の存在が欠かせません。

警備員の努力と専門知識が、私たちが安心して花火を楽しむための基盤となっています。
今年の夏も、警備員の皆さんに感謝しながら、美しい花火を楽しみましょう!

【警備スタッフ募集のお知らせ】

株式会社フェニックスでは、花火大会など幅広い現場で活躍する警備員を募集しています。

土日はしっかり休みたい方や、副業として週1日だけ勤務したい方も大歓迎です。

当社には、女性ならではの親しみやすさやコミュニケーションスキルを活かして働く女性ガードマンも多数活躍しています。
年齢や性別にとらわれず、「安心・安全」を守る仕事に挑戦したい方はぜひ、お気軽にご応募ください!


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住所:東京都墨田区江東橋4-15-8

電話番号:03-6659-5390

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