身辺警備とは?役割と仕事内容を徹底解説

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お役立ち情報

皆さん、こんにちは!
株式会社フェニックスです。

現代社会では、企業の役員や著名人をはじめ、特定の人物の安全を守るための警備が重要視されています。身辺警備は、依頼者の身近で活動しながら、事故や危険から守ることで安全を確保する重要な業務です。

一般的に「ボディガード」とも呼ばれる身辺警備は、高度な専門性と責任感が求められます。単に危険を防ぐだけでなく、依頼者が日常を安心して過ごせる環境を提供する重要な役割を果たしています。

今回は、身辺警備の概要や身辺警護との違い、業務内容、求められるスキルについて詳しく解説します。


警備業界に興味がある方や、新しい挑戦を検討している方にぜひお読みいただきたい内容です!

【身辺警備とは】

身辺警備とは、特定の人物を事故や危険から守るための警備業務を指します。この業務は「警備業法」における4号警備に分類され、主に企業の経営者、役員、著名人などの依頼者を対象に行われます。


身辺警備員は、依頼者の周囲の状況を常に把握しながら警備体制を整え、状況に応じて柔軟に対応します。そのため、柔軟性と迅速な判断力が求められます。依頼者の生活や業務を支える重要な役割を担い、安全と安心を提供することがこの業務の本質です。

【身辺警備と身辺警護の違い】

「身辺警備」と「身辺警護」は似た業務ですが、対象者や担当機関に大きな違いがあります。

身辺警備は、民間の警備会社が経営者や著名人など民間の要人に対して行う業務であり、依頼者の日常生活や業務の安全を確保します。


身辺警護は、政府要人などに対する警護であり、警視庁のSP(警視庁警備部警護課警護官)が担当します。

具体的な違いを以下にまとめます。


項目 身辺警備 身辺警護
対象者 経営者、企業役員、著名人などの民間の要人 国家要人(総理大臣、衆議院議長、参議院議長、国賓、皇族など)
担当者 民間の警備会社による警備員 警視庁SP(警視庁警備部警護課警護官)
業務の範囲 行動範囲の安全確保やリスク排除 国家の重要人物を守るための安全確保(テロや襲撃からの防御や緊急時対応)


民間警備会社は公権力を行使することはできません。そのため、民間の警備員が携行できる道具は護身用の警戒棒に限られます。


一方、警視庁SP(警護官)は拳銃を携帯し、パトカーを緊急走行させる権限を持つなど、法的な力を用いて迅速かつ強力な対応が可能です。


【身辺警備業務の内容】

身辺警備の業務では、依頼者の安全を確保するために、事前準備から緊急対応まで幅広い活動が行われます。

事前準備と計画の立案


危険を事前に回避することが身辺警備の基本です。そのため、まず警備対象者が訪問する場所や移動ルートを調査し、現地の状況を評価して潜在的な脅威を特定します。また、ホテルスタッフや会場管理者など現地の関係者と密に連携し、安全管理体制を強化します。移動経路や会場レイアウトを考慮した警備計画を立てるとともに、非常口や非常階段といった滞在先の構造を把握することで、緊急時の対応にも備えます。

身辺警備中の警戒


依頼者に同行する際には、特に注意が必要な場面があります。移動中や車両への乗降時には、不審者や危害行為を未然に防ぐため周囲の状況に細心の注意を払います。また、多くの人が集まる公の場では、依頼者の安全を守るため一層の警戒が求められます。自宅やホテルなど滞在先の出入り時も、不審者の接近を阻止し、依頼者が安心して過ごせる環境を整えます。

緊急時の対応


襲撃や危害が発生した場合には、依頼者を速やかに危険から離脱させ、安全な場所へ避難させることが最優先となります。また、必要に応じて脅威対象者を排除し、被害を最小限に抑える対応が求められます。


さらに、自然災害や交通事故といった予期せぬ事態にも対応し、迅速に避難ルートを確保して依頼者を安全な場所へ誘導します。


【先着警備と同行警備の役割分担】


身辺警備では、事前の警戒を重視する観点から、警備を先着警備と同行警備に分けて実施する警備会社もあります。


先着警備は現地の調査や安全確認を主に担当し、同行警備は依頼者と行動を共にしながら周囲の警戒を行います。この場合、それぞれの業務を別の警備員が担当し、チームとして連携することで、より高度な安全確保が可能となります。

【身辺警備に求められるスキル】

身辺警備員には、高い責任意識が求められます。警備対象者の命を預かる職務である以上、一つのミスが重大な結果を招く可能性があるためです。責任感を持って業務に臨むことは、身辺警備員にとって最も重要な資質です。


また、危険をいち早く察知し、状況に応じて迅速かつ柔軟に行動するためには、高い集中力が不可欠です。身辺警備では、周囲の状況を素早く把握し、的確な判断を下す能力が求められます。さらに、依頼者や関係者とのコミュニケーションを円滑に進めるスキルや、緊急事態に対応できる柔軟な思考も重要です。


警備業務を遂行するためには体力と忍耐力も求められます。長時間にわたる警備業務や予測できない事態に備えるために、日々の体調管理も欠かせません。警備業法や関連法令を遵守するための知識を習得し、責任感と冷静さを持って業務にあたることが、信頼される警備員として活躍する鍵となります。

【まとめ】

身辺警備は、依頼者の安全と安心を直接支える責任感のある仕事です。危機管理能力や柔軟な判断力を磨ける点も、この仕事の魅力です。


もし「人の役に立ちたい」「責任ある仕事に挑戦したい」と思うのであれば、身辺警備はまさにあなたにぴったりの仕事かもしれません。依頼者の信頼に応え、安心を提供するこの仕事で、新たなキャリアを築いてみてはいかがでしょうか?

【警備スタッフ募集のお知らせ】

株式会社フェニックスでは、墨田区を中心に首都圏近郊に多数の現場があり、地域に密着した警備を行っています。
身辺警備は行っていませんが、施設警備・交通誘導警備・イベント警備の現場で活躍していただける仲間を募集しています。

研修制度や資格取得支援も充実しており、未経験の方も安心して働ける体制が整っています!

また、週1日から勤務が可能なため、ライフスタイルに合わせた働き方を希望される方や、短期間だけ勤務したい方も歓迎しています。「平日のみ働きたい」や「土日祝だけ出勤したい」などの希望を考慮してシフトを調整いたします。

ご質問やご相談がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

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電話番号:03-6659-5390

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