「立っているだけ」じゃない!実例と不審者対応から知る警備のやりがい

query_builder 2025/05/07
未経験 お役立ち情報

皆さん、こんにちは。
東京都墨田区を中心に首都圏近郊で「安心・安全」を支える警備を行っている、株式会社フェニックスです。

警備員というと、「ただ立っているだけの仕事」というイメージを持たれる方も少なくありません。ですが、実際の現場では、状況を見極めながら迅速かつ的確に対応する判断力や行動力が求められる場面が多くあります。


とくに不審者対応の場面では、警備員一人ひとりの冷静な判断が、現場の安全を大きく左右するのです。

そこで今回は、実際の現場での対応事例や不審者への基本的な対応方法を通じて、警備という仕事のやりがいについてご紹介します!

【実例紹介:警備員が万引き犯を冷静に対応・通報】

たとえば最近、あるショッピングモールで発生した万引き事件では、警備員が巡回中に犯行の瞬間を目撃し、速やかに状況を報告したうえで、警察へ通報しました。警察が駆けつけるまでの間も冷静に対応し、現場の安全と秩序を保ちながら、被害の拡大を防ぎました。

このような場面では、ただ立っているだけではなく、「異常に即座に気づき、正しく対処する力」が求められます。不審者対応に限らず、警備員の役割は日常の安全を支える非常に重要なものなのです。

【不審者対応の基本ステップとは?】

不審者への対応は、警備員の冷静な判断と慎重な行動が求められる重要な任務のひとつです。ここでは、基本となる対応の流れをご紹介します。

① 周囲の安全を確保しつつ、距離を保って観察する

不審者対応の第一歩は、異常に気づくことです。施設内やその周辺を巡回している際、不自然な行動を取る人物がいた場合は、すぐに接近せず、安全な距離を保ちつつ落ち着いて様子を観察します。


たとえば、建物内を目的なく行き来している、不自然に厚着をしている、帽子やサングラスで顔を隠しているといった様子が見られる場合は注意が必要です。その行動に意図があるかどうかを判断するためにも、冷静な状況把握が求められます。

② 無線や内線で上司・関係者に報告する

不審な人物を発見した際は、自分ひとりで判断や行動をせず、必ず上司や周囲の警備スタッフに状況を共有します。不審者対応はチームで連携して対応することが基本であり、正確な情報共有がその第一歩です。


報告の際には、「どこで」「どんな人物が」「どのような行動をしていたか」を客観的かつ具体的に伝えることが重要です。「南側のエントランス付近で、フードを深くかぶった人物が長時間立ち止まり、スマートフォンで周囲を撮影していた」といったように、外見や行動の特徴を明確に伝えることで、チーム全体の連携がスムーズになります。

③ 必要に応じて声かけ・通報を行う

不審者と判断された場合でも、すぐに直接声をかけるのではなく、現場の状況や周囲の安全を十分に確認したうえで対応を進めます。声をかける必要があると判断した際は、相手に威圧感を与えないよう、丁寧で配慮ある対応が求められます。たとえば、「ご案内が必要でしたらお声がけください」など、相手を責めず自然な形で声をかけることで、状況の確認と緊張の緩和が図れます。

万が一、不審者が呼びかけに応じない、または攻撃的な行動に出た場合は、速やかに警察への通報を行います。通報時には、現場の位置、不審者の特徴、行動内容、周囲の混雑状況などを簡潔に伝え、警察の到着まで周囲の安全を保つことに努めます。

※注意点

警備員には、現行犯をその場で取り押さえる「現行犯逮捕(私人逮捕)」が法律上認められています。ただし、この対応はあくまで緊急性が高く、明らかに違法行為が確認された場合に限られます。安易に判断して制止や拘束を行った場合、警備員側が過剰な行為とみなされて法的責任を問われる可能性もあるため、現場では常に慎重な判断と適切な対応が求められます。


こうした対応の判断については、あらかじめ社内で定められた指示やマニュアルに従い、自己判断で無理に行動しないことが大切です。

【不審者対応に必要なスキルと心構え】

不審者対応では、決められた手順を理解しているだけでなく、現場ごとの状況に応じた柔軟な判断力や冷静な対応が求められます。警備員として現場で対応にあたるためには、次のようなスキルや心構えが必要とされます。

状況を見極める冷静な判断力
観察力と注意力
柔らかく丁寧なコミュニケーション力
マニュアルに沿った行動と報告意識

これらの力は、日々の業務の中で磨かれていくものであり、警備という仕事において欠かせない基本的なスキルだといえます。

【不審者対応を通して見える、警備のやりがい】

不審者対応をはじめとする警備業務は、目立つ仕事ではありませんが、日常の安全と安心を支える重要な役割を担っています。何も起こらず、現場が無事に終わることこそが、警備員にとってのやりがいのひとつといえるでしょう。

日々の業務の中で異変に気づき、冷静に対処できたときには、「自分の対応が現場の安全につながった」と感じられる瞬間でもあります。施設利用者や通行人、関係者からの「ありがとう」というひと言が、大きな励みになることもあるでしょう。

警備という仕事は、人に見えにくいところで支える役割だからこそ、誠実さや責任感が求められます。目立たないながらも社会に貢献できる、責任ある仕事の一つといえるでしょう。

\警備スタッフ募集のお知らせ/

株式会社フェニックスでは、施設警備・交通誘導警備・イベント警備など、多様な現場で活躍する警備スタッフを募集しています!

警備経験者はもちろん、未経験歓迎の警備求人をお探しの方も大歓迎!入社後には充実した研修をご用意しており、現場では経験豊富な先輩がしっかりサポートするので、安心して働けます。

当社では、長年の経験を活かして働くミドル・シニア層の方や、女性ならではの視点を活かして現場で活躍する女性ガードマンなど、多様な人材がそれぞれの強みを発揮できる職場です。


また、週1日から勤務可能な柔軟なシフト制を採用しているため、体力面や生活スタイルに合わせた働き方が可能です。無理なく、自分のペースで長く安心して勤務いただけます!

人々の安全を守る仕事に興味がある方はぜひ、私たちと一緒に働きませんか?
皆さまのご応募を、心よりお待ちしております。

----------------------------------------------------------------------

株式会社フェニックス

住所:東京都墨田区江東橋4-15-8

電話番号:03-6659-5390

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG