大学キャンパスを守る！安心を生み出す警備員の仕事とは | 墨田区で警備の求人なら株式会社フェニックス | ブログ

皆さん、こんにちは！
株式会社フェニックスです。

施設警備と聞くと、オフィスビルや商業施設での警備を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、大学などの教育施設を守る「学校警備」も、非常に重要な業務のひとつなのです。大学は、学生や教職員、来訪者など多くの人々が集う場所であり、日々の安全を守るためには警備員の存在が欠かせません。

今回は、そんな大学警備の重要性や業務内容、そして日々の巡回スケジュールについて詳しくご紹介します！

【大学キャンパスで警備が必要とされる理由】

大学は、毎日多くの学生や教職員が行き交い、講義や研究、イベントなどが行われる人の動きが活発な場所です。その一方で、人の出入りが多い分、不審者の侵入や盗難、事故、火災など、さまざまなリスクが発生する可能性があります。

特に、夜間や休日など人の少ない時間帯は、トラブルが起きてもすぐに気づかれにくいという課題があります。こうしたリスクを未然に防ぎ、安心して学べる環境を守るのが大学警備員の大切な役割です。

また、大学には高価な実験機器や研究資料、個人情報を扱う設備も多くあります。これらを安全に管理することも警備員の重要な任務の一つです。

警備員が日々の巡回や出入管理を徹底することで、「いつも通り、安心して学べるキャンパス」を支えているのです。

【大学警備員の主な業務内容】

大学キャンパスの警備員は、ただ現場を巡回するだけではなく、学生・教職員・来訪者が安心して過ごせるように、安全で快適な環境を維持する様々な役割を担っています。

ここでは、大学警備員が日々行っている主な業務を紹介します。

1．巡回警備と施設の安全管理

最も重要な業務のひとつが、キャンパス内外の巡回警備です。校舎、研究棟、駐車場、周辺道路などを定期的に巡回し、不審者や不審物の発見、火災や事故の早期発見に努めます。

巡回ルートや頻度は大学の規模や時間帯によって異なりますが、基本的には一日に複数回実施されます。たとえば、早朝や深夜は警戒を強め、日中は人の動きに合わせて柔軟に対応します。

また、防犯カメラのモニタリングや、建物設備の点検も重要な仕事です。破損や不具合を見つけた場合には、速やかに大学の担当部署に報告し、トラブルの未然防止につなげます。

2．来訪者対応と出入管理

大学には、学生や教職員以外にも、業者・地域住民・保護者など、さまざまな来訪者が訪れます。警備員は正門や警備室で受付・案内・出入管理を行い、不審者の侵入を防ぐ役割を担います。

来訪者の目的を確認し、必要に応じて関係部署へ連絡するなど、丁寧かつ迅速な対応が求められます。場合によっては、身分証の提示をお願いすることもあります。

近年では、大学内でセキュリティシステムを導入するケースも増えています。入退室をICカードで管理する仕組みや、防犯カメラによるモニタリングが整備されており、警備員がこれらの運用サポートや異常時対応を行う場面もあります。

3．事故・災害への対応

大学キャンパスでは、地震や火災などの緊急事態が発生する可能性もあります。その際には、警備員が避難誘導・救急要請・初期対応・被害報告を行い、学生や教職員の安全を確保します。

万一の事態に備えるため、警備員は日頃から防災訓練や応急処置の研修に参加し、冷静に行動できる判断力と対応力を磨いています。

4．その他の業務

上記以外にも、大学警備員には多様な業務があります。
たとえば、駐車場の管理や車両誘導、落とし物の対応、交通整理など、日常生活に密着したサポート業務も重要です。

また、大学行事（入学試験、卒業式、大学祭など）では、来場者の誘導や混雑防止のための警備も行われます。さらに、夜間には閉門作業や施設の最終点検など、交代制で安全を守る取り組みが続けられています。

【大学の警備員の巡回スケジュール】

大学の規模や契約内容によって細かな違いはありますが、一般的な大学警備の1日の流れは次のようなイメージです。

● 早朝（登校前の時間帯）

学生や教職員が来校する時間に合わせて、キャンパスの門や建物周辺を巡回します。施錠・照明の確認、清掃業者や搬入車両の出入りチェックなどを行い、1日の安全を整えます。

● 日中（授業・研究の時間帯）

講義や研究が行われている時間は、人の出入りが多いため、警備室での受付・案内を中心に、施設内の巡回も実施します。
実験棟や資料室などのセキュリティエリアは特に注意して確認します。

● 夕方～夜間

学生が帰宅し、人の気配が減ってくる時間帯は、警備の要です。

不審者の侵入防止や火災防止のための巡回を強化し、建物の施錠や最終確認を行います。夜間は防犯カメラのモニタリング業務も重要になります。

● 行事・試験期間中

入学試験・大学祭などの期間は、人の流れが通常と異なるため、臨時の巡回ルートを設定し、混雑やトラブルの防止に努めます。場合によっては一時的に警備員を増員し、安全確保体制を強化します。

【まとめ】

大学警備員は、学生や教職員、そして来訪者が安心して学び、働ける環境を支える存在です。
日々の巡回や出入管理、設備点検など、一つひとつの業務が大学全体の安全につながっています。

また、大学という場所には、実験棟や資料室など重要な施設が多く、小さな異常にも迅速に気づく警備員の観察力と責任感が欠かせません。万一の事態が発生した際には、冷静な判断と的確な対応が求められるなど、大学警備はまさに「信頼を守る仕事」といえます。

学生や教職員が「いつも通りの一日」を過ごせるのは、裏で見えない努力を重ねる警備員の存在があってこそです。

大学警備は、静かな環境の中で確かな使命を果たす、社会に欠かせない大切な業務と言えるでしょう。

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